Endelで睡眠は改善するのか。

Endelを使用し始めてから、半年ほど経過しました。Endelに興味を持つきっかけは様々だと思いますが、その大きな理由の一つとして、睡眠の質を上げたいということがあるのではないかと思います。
それで実際のところどうなのか。あくまで僕が使用してみた感想になりますが、睡眠の質は上がったと感じています。
ただ、そういう実感が湧き始めたのは数か月使い続けた後でした。

最初の頃は寝るときにリラックスできる、程度の感覚でした。寝ている間中、音楽をかけっぱなしというのも今まではあまりしてなかったため、逆に時々気になることもあったり。スリープの曲はしばらくするとホワイトノイズ中心に変わるんですが、慣れていないとおどろおどろしく感じるときもあるんですよね。
でも継続的に聞いているうちに、おそらくEndelの曲自体の効果だけではなく、Endelの曲がかかると自然と体が寝る態勢に入るようになったのか、寝つきが良くなったなと感じるようになりました。途中で目が覚めることも少なくなったように思います。
Endelの睡眠用の曲は現在

  • Sleep(Endelクラシック・無料)
  • Rainy Outside
  • Wind Down
  • Hibernation
  • AI Lullaby
  • の5曲ありますが、どの曲ももしばらくかけっぱなしにしておくと段々静かになっていき、ホワイトノイズ中心の音に変わるようです。
    僕はスマートアラームも使っているのですが、静かな音楽の中にアラームが調和しつつ湧き上がってくる感じでいいんですよね。目覚めるときの不快感も少なくて気に入っています。対応しているのはEndelクラシックのみです。最初はそのことを残念に思っていたものの、今では同じ曲を聞き続けることが良かったと感じているので、他の曲は寝る前の落ち着きたい時間に聞くようにしています。

    僕はEndelの音楽が元々好きな感じだったので抵抗はなかったのですが、寝るきっかけを作るという意味では、Endelではなくても、何か気に入った曲などを繰り返し聞くようにするというのも、もしかしたら良いのかもしれません。

    以前はiPhoneから直接聞いていましたが、もっと良い音で聞きたくてスピーカーを買ったことも、音に浸る上で良かったなと思っています。

Endelの音で空間を変える。

以前ご紹介した瞑想アプリを探している時に、リラックス出来る音楽もないかと見ていたらこのアプリに出会いました。

Endel: Focus, Sleep, Relax

Endel: Focus, Sleep, Relax

Endel無料posted withアプリーチ

「Focus」「Relax」「Sleep」「Activity」のカテゴリがあり、それぞれのシーンに合わせた曲が用意されていて、連携されたデータをもとに、その時の天気や動き、心拍数や生活のリズムなどを参照してAIが曲を生成してくれます。
(公式サイトを見ると、心拍数の連携に現在対応しているスマートウォッチはApple Watch、Wear OS by Google、Samsung’s Tizenのみのようです)
大幅に変わるというわけではなく、状況によってベースとなる音楽を切り替えたり、少しずつ音の変化を加えている感じだと思いますが、面白いですね。

他にも勉強や家事、瞑想や創作活動など、シーン別のタイマーとして使える「サウンドシナリオ」、睡眠時の「スマートアラーム」や状況を判断して曲を選んでくれる「自動再生」などが使えます。
こういうアプリは音が好みかどうかが大きいと思うのですが、僕はとても好きな感じなのでリラックスできます。

EndelのYouTubeチャンネルでは使用している音楽が多数公開されています。

基本的に無料でも使い続けられるアプリですが、念のためやり方を書いてみようと思います。
iOSの場合はアプリをインストール後、いくつかの質問に答えたあと、サインインはひとまず「あとで設定」で飛ばして以下のようにします。

  • ずっと無料で使いたい場合
  • 右上の「✕」ボタンを押す

  • 有料のメニューも期間限定無料で試してみたい場合
  • 「フリートライアルを有効にする」をチェック

有料版と無料版の違いは、曲が選べないことと、バックグラウンド再生がないということくらいのようですね。

フリートライアルを有効にした場合でも、期間中(7日以内)にサブスクリプションの登録を解除しておけば課金はされません。
いずれにしてもサブスクリプションの項目(iOSならば「設定」→「一番上にあるユーザー名」→「サブスクリプション」)は一応確認しておいた方が安心ですね。

有料登録を考える場合でも、フリートライアル中に移行すれば価格が選べるので、最初から有料登録を選んでしまうよりはそっちの方が得だと思います。
もし上記で「✕」を押したあと、やっぱりフリートライアルにしたかったと思い、その項目が見つからない場合は、アプリを再インストールして最初からやり直すと良いかもしれません。

同じくiOSの場合ですが、サブスクリプションの項目から「すべてのプランを表示」を押すとプランの変更が行えます。
確認した時点では

デフォルトのままだと年額プラン¥5000
1週間プラン¥280
月額プラン¥280~¥1280
年額プラン¥1950~¥8200

と、かなりの幅がありました。
おそらくドネーション方式というか、任意の金額でOKということなのだと思います。
元々なのかバグなのか同額のプランも複数個並んでいたのは謎でしたが、僕はちゃんと選択した年額プランの価格で請求が来ました。