WordPressのActivityPubプラグインを使用し、Fediverseに参加してみる。

ここ最近Twitterに色々あったことで改めて他のSNSを検討する人が増えましたね。そんな中Threadsもリリースされ、今後参加予定とのことでFediverseにも注目が集まることに。
そのFediverseに参加するために必要なのがActivityPubとのことですが、そのプラグインがWordPressにもあるということで、試してみることにしました。
ダッシュボードから「ActivityPub」で検索すると出てきますが、出てこない場合はこちらからZIPファイルをダウンロードすると良いと思います。

導入に当たって色々と調べたのですが、なかなか上手くいかず……WebFingerのサイトの方ではユーザー名などが出ているのですが、Mastodonなどで検索しても全く出てこないんですよね。
それから試行錯誤の末、ようやくユーザーとして見つかるようになり、フォローや投稿が確認できるようになりました。

おそらくアカウントを作成し、MastdonやMisskeyなどからフォローしてもらいたいだけであれば「WebFinger」のプラグインは必要ないです。「ActivityPub」のみにしたら上手くいくようになったので。WebFingerのファイルのようなものもActivityPubのプラグインを入れて有効化するだけで自動で作成されました。
もし上手く動かない場合は、プラグインを再インストールしてみると良いかもしれません。

コメントをすることでWordPressに反映させたりとか、フォローを返すなどしたい場合はWebFingerやFriendsなどのプラグインが必要かもしれませんが、ちょっと今のところ上手くいっていないのでActivityPubのプラグインのみにしています。

サイトヘルスに「致命的な問題」として出る“WebFinger endpoint is not accessible”については、今のところ色々やってみても有効と思える結果にはならず、しばらく経つといつの間にか消えている……みたいな状態になっています(現在はまた再発)。
問題が出た状態のままMastodonで検索してもアカウントが出てきますし、新規投稿するとちゃんとフォロワーに届くようです。

こちらのアカウントはsabi@shikousakugo.ready.jpとなります。よかったらフォローしてやってください。

要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。

という文言がGoogle AdSenseの管理ページに出るようになってからずいぶんと経ちます。
でも指示の通りads.txtをアップロードしても何の変化も起こらず、調べてみても理由が分からないのであきらめていたのですが、「ルートディレクトリだと思ってアップロードしている場所が全然ルートディレクトリじゃない」ということに最近、ようやく気付きました。

このサイトはスターサーバー(旧ミニバード)で運営しているのですが、ドメインは「ネットオウルのドメイン」という無料のオプションでいただけるものを使っています。形式はサブドメインなのでルートディレクトリは自分がアクセスできる範囲にはありません。だから元々無理な話でした。

ads.txtの件は、現時点では絶対にやらなければならないものではないようですし、警告が出続けるのは気持ちの良いものではありませんが、ひとまず理由が分かったので良かったです。
レンタルブログでもサブドメイン形式のところがありますし、対応を検討中の会社もあるみたいですね。